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「公民連携に取り組む企業・団体への学生取材」 事前勉強会を実施しました!
名古屋市では、将来も安心して暮らせる持続可能な社会をつくるために、地域が抱える課題の解決に向けて様々な取り組みを行っています。
それらは行政だけではなく、企業や団体など多くの人と協力することで、より一層効果的に解決ができるものと考え、これまで民間企業や大学などと「包括連携協定」を結び、ともに課題解決に取り組んできました。
地域の課題や解決方法について、次世代の担い手である若者に知ってもらうため、学生のみなさんに包括連携協定企業・団体を取材してもらい、若者の目線で発信する事業を令和4年度より実施しています。
令和5年度は29名の学生が集まり、8月8日に取材に向けた事前勉強会を実施しました。この勉強会では、学生のみなさんを7つのチームに分け、チームメンバーの距離を縮めながら、取材のコツを学びます。
冒頭この事業の趣旨を説明した後、チームの仲間を知るためにアイスブレイクを実施。
自己紹介を通じたワークで、初対面の人同士でもさまざまな質問が飛び交い、徐々に場が和んでいきます。
続けて、プロのライターが講師となり、取材と記事制作にあたる心構えやコツをレクチャーしました。
記事を読んだ人の心を動かすために、取材でどのような情報を得るべきかを考えながら学びを深めました。
休憩をはさみ、次は取材体験ワークです。ここまで学んだ内容を活かして、「その人の仕事の魅力を学生に伝える」をテーマに、社会人への取材をグループごとに行いました。
まず、取材対象者の方から各々の仕事について簡単な紹介を受け、その内容を踏まえ、何を聞きたいかグループで作戦会議をしたうえで本格的な取材をスタートします。こうした流れは実際に企業・団体へ取材に行くときも必要な準備です。
仕事の内容、やりがい、大変さなどを尋ね、具体的なエピソードによってイメージを固めていきます。少しずつ距離が縮まり、談笑のような楽しそうな雰囲気で話が進んでいくグループもありました。
こうして、3時間の事前勉強会が終了。8月後半からグループごとに企業・団体への取材、記事制作と活動が進んでいきます。
社会課題の解決に向けた取り組み、というなかなか知る機会の少ない企業・団体の一面について、取材先でどんな話を聞き、どんな気づきを得たのか、その模様は今後の記事で紹介します。ぜひチェックしてください。